夏はレジャーやお出かけの楽しい季節ですが、髪や頭皮にとっては過酷なシーズンでもあります。 特に紫外線・汗・湿気の3つは、髪のダメージやスタイリングの悩みにつながりやすい大敵。
今回は特に影響の大きい紫外線・湿気・汗それぞれに注目し、髪を守るためのケア方法をバランスよくご紹介します。
目次
紫外線が髪に与える影響とは?
紫外線は肌だけでなく、髪にも直接ダメージを与えます。
- 髪表面のキューティクルを破壊し、パサつき・枝毛の原因に
- 髪内部の色素やカラー染料を分解し、褪色を早める
- 頭皮にも炎症を起こしやすく、乾燥・かゆみにつながることも
特にカラーやパーマをしている髪は紫外線の影響を受けやすく、放っておくとツヤのない傷んだ印象になりがちです。
紫外線対策にできること
帽子や日傘で物理的にカット
外に出るときは、髪と頭皮を紫外線から守る「影」をつくるのが第一歩。 特に分け目部分は焼けやすいため、帽子をゆるくかぶるだけでも予防効果があります。
アウトバストリートメントでコーティング
オイルやバームなどのアウトバスアイテムで髪をコーティングすることで、 紫外線の影響をやわらげることができます。 FRNOのアウトバスは、ベタつきにくくほのかに香る処方で、夏でも使いやすい質感が特徴です。
UVスプレーを活用する
髪用の日焼け止め(UVスプレー)は、帽子や日傘が使えないときの心強い味方。 全体にふんわりかけておくことで、紫外線ダメージの蓄積を抑えることができます。 外出前に1プッシュを習慣にしてみましょう。
分け目を定期的に変える
同じ場所に紫外線が当たり続けると、頭皮の負担が増加します。 定期的に分け目を変えることで、ダメージを分散できます。
湿気が髪に与える影響
湿気が高くなると、髪は水分を吸い込みやすくなり、思い通りのスタイルがキープしにくくなります。
- 髪の内部に水分が不均等に入り込み、うねりや広がりの原因に
- 湿気でキューティクルが開きやすくなり、パサつき・ゴワつきにつながる
- スタイリング剤の効果が薄れやすく、セットが持たない
特にダメージ毛やくせ毛は湿気を含みやすいため、変化が出やすい傾向があります。
湿気対策にできること
洗い流さないトリートメントで軽くコーティング
湿気による髪の広がりやうねりを防ぐには、髪表面を軽く保護しておくことが大切。 保湿成分を含んだミルクやクリームタイプのアウトバストリートメントを、朝のスタイリング前に使うのも効果的です。
ドライヤーでしっかり乾かす
髪の中に余計な水分が残っていると、外の湿気を吸いやすくなります。 根元からしっかり乾かし、仕上げは冷風で引き締めると◎。
オイルやバームで湿気ブロック
湿気の多い日は、オイルやバームを仕上げに毛先〜中間に軽くなじませて、表面をなめらかに保つのがおすすめ。 重くなりすぎないよう、量はごく少なめにするのがポイントです。
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汗が髪と頭皮に与える影響
夏はどうしても汗をかきやすい季節。 汗には塩分や老廃物が含まれており、
- 髪に残るとパサつき・ゴワつきの原因に
- 頭皮に残ると、ニオイやかゆみ・ベタつきの元に
- 毛穴の詰まりやすさもアップし、頭皮トラブルに発展することも
汗をそのままにせず、早めの対処が大切です。
汗対策にできること
帰宅後はなるべく早くシャンプー
汗をかいた後は、できるだけ早めに洗い流すのが理想です。 FRNOのシャンプーはアミノ酸系洗浄成分で、必要な潤いを守りながらすっきり洗えるのがポイント。
日中の汗対策にドライシャンプーや冷感ミストも活用
すぐに洗えない場面では、頭皮用のミストやドライシャンプーで汗やニオイを抑える工夫を。 ただし、使ったあとは夜にしっかり洗い流すのが大切です。
汗を吸いやすい素材の帽子やタオルもおすすめ
直接的な対処ではないですが、吸水性の高いアイテムで汗を留めず、こまめにオフすることも効果的です。
まとめ|夏の髪を守るには“ちょっとした意識”がカギ
紫外線や湿気・汗は避けようのないものですが、日々のちょっとした意識とケアで髪のダメージは大きく変わります。
- 紫外線=外出時のカバーとコーティング
- 汗=早めの洗浄と清潔な頭皮環境
- 湿気=うねり・広がりを防ぐコーティングと保湿バランス
外側から守るアイテム選びと、こまめな対処。 この2つを意識して、夏の髪もすこやかに乗り切りましょう。