「汗をかいてないのに、なんだか頭皮がにおう気がする…」 そんなお悩み、実は“乾燥”が関係しているかもしれません。
春から夏にかけて、紫外線やエアコンによる“インナードライ(内側の乾燥)”が進みやすくなります。お肌だけでなく、頭皮も乾燥してバランスを崩しやすいのです。
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目次
乾燥すると、なぜにおうの?
頭皮が乾燥すると、体はそれを補おうとして皮脂を過剰に分泌します。 本来なら必要なうるおいが足りないことで、「守らなきゃ」と肌が勘違いしてしまうのです。
この過剰な皮脂が、空気や汗、紫外線などに触れると酸化してニオイの元に。さらに、かゆみやフケなどのトラブルも引き起こしやすくなります。
春夏こそ「保湿」と「洗いすぎないケア」
汗ばむ季節になると、つい念入りにシャンプーしたくなりますよね。 でも、洗いすぎは逆効果! 皮脂を落としすぎることで、さらに乾燥を進めてしまいます。
そこでおすすめなのが以下のようなケアです。
1〜2分のぬるま湯予洗い
シャンプー前のぬるま湯すすぎで約7割の汚れは落ちると言われています。 この一手間で、シャンプー剤の量を減らすこともできます。
洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーを
ゴシゴシ洗うより、泡で優しく包み込むように洗うのが◎。 摩擦や刺激が少ないことも、頭皮を守る大切なポイントです。
たとえば、FRNOのアミノ酸系シャンプーは、
- 頭皮のうるおいを守りながらやさしく洗える
- 保湿成分も配合されていて、乾燥しがちな頭皮にもぴったり 春夏のケアに取り入れたいアイテムの一つです。
頭皮用の保湿ケアを取り入れて
顔と同じように、頭皮にも保湿が必要です。 頭皮用の美容液などを使い、乾燥を防ぎましょう。
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頭皮マッサージで血流UP&乾燥予防
さらに効果的なのが頭皮マッサージ。 乾燥だけでなく、血流不足も皮脂バランスを乱す大きな要因です。血行が悪くなると栄養や酸素が頭皮に行き届かず、ターンオーバーの乱れや皮脂分泌の異常につながるとされています。
シャンプー時やタオルドライ後に、指の腹で優しく揉みほぐすことで血行促進・皮脂バランスの安定・ニオイ予防にもつながります。
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まとめ|頭皮も「保湿」と「やさしさ」がカギ
春夏は汗や紫外線ばかりに目が行きがちですが、実はインナードライ対策が鍵。 「ベタつく=洗う」ではなく、「乾燥を防いでバランスを整える」という視点でのケアが、頭皮のニオイやかゆみ対策に繋がります。
年齢を重ねるとともに、頭皮も髪も“潤いを守る力”が弱まるもの。 今こそ、春夏のケアを見直して、すこやかな頭皮と髪を育てていきましょう。