年齢を重ねるごとに感じる、髪のハリ・コシの低下やパサつき。そんな“髪のエイジングサイン”に、近年注目を集めているのが「リンゴ果実培養細胞エキス(通称:リンゴ幹細胞エキス)」です。
今回はこの成分にフォーカスし、どんな働きを持ち、なぜ今ヘアケア業界で注目されているのかを、美容師目線でわかりやすく解説します。
リンゴ幹細胞エキスとは?
スイス原産の希少な品種「ウトビラー・スパトラウバー」から抽出された植物幹細胞成分。
このリンゴは、通常の品種よりも長期間鮮度を保つことで知られています。その生命力の秘密を活かして開発されたのが「リンゴ果実培養細胞エキス」です。
もともとはスイスの化粧品研究機関が“肌の若々しさ”を保つ目的で開発し、エイジングケア美容液などに使用されてきた成分。そこからヘアケア分野にも応用されるようになりました。
髪や頭皮にどんな効果があるの?
- 細胞の自己修復力をサポートし、頭皮や毛根の健康を整える
- 高い抗酸化作用により、紫外線や加齢による髪の劣化を防ぐ
- 頭皮の環境を整えることで、健やかな髪が育ちやすい土台に
幹細胞エキスは、スキンケアではエイジングケアの定番になりつつあり、ヘアケアでも“攻めのエイジングケア”として注目されています。これは、単に乾燥を防ぐなどの守りのケアではなく、細胞レベルに積極的に働きかけて、再生力や修復力にアプローチする点が大きな特徴です。
特に頭皮のコンディションに左右されやすい40代以降の髪には、内側からのアプローチとして相性抜群。ダメージ予防にも、育毛土台の強化にも活用されています。
どんな人におすすめ?
- 40代以降で、カラー後のダメージやハリ・コシの低下を感じている方
- 髪がやせてきた、ツヤが出にくくなったと感じる方
- 「予防的に美髪をキープしたい」という意識の高い方
日常的にヘアカラーやドライヤー、アイロンを使う人にとっても、補修力と保護力を兼ね備えたこの成分は心強い味方です。
FRNO製品にも配合
FRNOのシャンプー・トリートメントには、リンゴ幹細胞エキスに加え、アミノ酸系やPPT系の補修成分、植物オイルなど、バランスよく配合。
- 加水分解ケラチンで内側から補修
- クオタニウム-33で髪のCMCをサポート
- 植物オイルで保護とツヤをキープ
“補修+保護+育み”の3方向から、年齢を感じさせない髪づくりをサポートします。
さらに、泡立ちや香り、使用感にもこだわって設計されているため、毎日のルーティンに無理なく取り入れられるのもポイント。
まとめ:未来の髪は、今のケアで変わる
髪の美しさは、年齢とともに土台から変化していきます。その土台=頭皮と髪の細胞に働きかけるリンゴ幹細胞エキスは、まさに“未来の美髪投資”。
40代以降のヘアケアに、ぜひ取り入れてみてください。