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使い方次第で大違い!シリコンと上手に付き合うヘアケア法

ヘアケア用品に必ずと言っていいほど配合されているシリコン。 その存在は毛髪を保護し、指通りをなめらかに整える重要な役割を持っています。 最近では「ノンシリコン」を謳う製品も増え、シリコンに対してネガティブな印象を持つ方もいますが、 シリコン自体は決して悪者ではありません。

大切なのは、「正しく使う」こと。 シリコンを適切に取り入れれば、摩擦や乾燥から髪を守り、ダメージを防ぐ強い味方になります。 逆に、使い方を間違えたり、過剰に蓄積させてしまうと、かえって髪に負担をかけるリスクも生まれます。シリコンは水に溶けにくい性質があり、日々のシャンプーだけでは落としきれない場合があり、その結果、髪表面に少しずつ蓄積していくことがあります。

今回は、シリコンとの上手な付き合い方について、詳しく解説していきます。

シリコンが髪に蓄積し続けるとどうなる?

  • 毛髪表面に厚い皮膜が形成され、内部の本当のダメージに気づきにくくなる
  • カラーやパーマの施術時に薬剤が浸透しづらくなり、仕上がりが悪くなる
  • 時間とともに皮膜が酸化し、髪を硬くしてしまい、パサつきやゴワつきが目立つようになる
  • 高温のアイロンやコテ使用によってシリコンが劣化し、髪表面が硬くなったり、ベタつきやごわつきの原因になることもあります
  • 重ね付けによる蓄積で、髪が重たくなり、ボリュームが出にくくなるリスクも

シリコンはあくまでも「表面保護」。 使い方を誤ると、髪本来の柔らかさやハリを損なってしまうのです。

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シリコンとうまく付き合うための正しいポイント

  • 配合量が多すぎないヘアケア用品を選ぶ (シリコンにも種類があり、例えばシクロペンタシロキサンなどは揮発性が高く、軽い仕上がりをもたらすタイプです。重くベタつく原因になりにくいシリコンも存在します。)
  • 毎日の洗浄でシリコンやオイルをリセットする意識を持つ (しっかり泡立てて、優しく包み込むように洗い、残留を防ぐ)
  • アウトバスオイル系アイテムは少量を毛先中心に使う (一般的なインバストリートメントに含まれるシリコンよりも、アウトバス用のシリコンオイルのほうが重く、髪に残りやすい傾向があります。特に高温ドライヤーやアイロンを使う前は、つけすぎないことが重要です。)
  • ドライヤーやアイロンの温度にも注意 (熱すぎるとシリコンコートが劣化しやすくなるため、160〜170℃を目安に)
  • ノンシリコン製品を選ぶ際も、洗浄力や保湿力のバランスをしっかり見極める (ノンシリコンだからといって、必ずしも髪に優しいとは限らない)
  • 月に一度は髪と頭皮のリセットケアを取り入れる (炭酸シャンプーやクレンジングシャンプーで、不要な蓄積をリフレッシュ)
  • 髪に重さやべたつきを感じたときは、数日間アウトバスオイルの使用を控える(髪表面のリセット期間をつくることで、自然な軽さや柔らかさを取り戻しやすくなります)

まとめ

シリコンは、適切な使い方をすれば、髪を外部刺激から守る頼もしい味方になります。

大切なのは、製品選びだけでなく、日々のケアで「溜め込まない」「リセットする」意識を持つこと。 また、日常的なドライヤーやスタイリング時の温度管理、アウトバス製品の使用量にも気を配ることで、 シリコンのメリットを最大限に引き出すことができます。

正しい知識とケアを味方に、すこやかでなめらかな髪を長く保ち続けましょう。

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